昨年竣工した、静岡県の小山町の家。
本日は一年点検でした。
木造の住宅は、冬に乾燥し、夏に湿度が上がり、家が伸び縮みします。
どうしても天然素材の木は動くので、扉は反ったり、木のジョイント部分が開いてきたり、珪藻土のひび割れや、クロスの隙きが気になります。
必ず起こる現象ですので、竣工直後ではなく、1シーズン様子を見て、躯体(お家の骨格、構造の柱や梁)が落ち着いてから直しましょう、とお話しさせていただきます。
大工さん、クロス屋さん、左官屋さん・・・
皆さんの丁寧な仕事を一年振りに拝見 (^ ^)
今までたくさんの住宅をお引渡ししてきましたが、こちらの住宅はダントツに指摘箇所が少なかった様に感じました✨
数ミリ単位でこだわり、大工さんとあれこれ議論したディテールも、美しさを保っていて一安心です😍
現場監督さん情報によると、「出村納まりは大変だ!笑」と、棟梁が他の現場でネタにしているらしく😅
ひとつひとつのディテールの積み重ねこそ、空間を作るのにとっても大切なのです🤗
素敵なお施主様ご家族と、誠実な工務店さん、丁寧な仕事をしてくださった職人さん皆様に、心から感謝です✨
お引渡し時、記念に植えたヒメシャラも元気に育っていました(^ ^)